京都府木津川市加茂町にある真言宗寺院海住山寺を訪ねた。興福寺奏状を執筆した解脱上人貞慶の寺として有名なので、一度訪ねてみたいと思っていた。貞慶は法相宗の僧侶だが、親鸞聖人の尊敬していた天台の聖覚法印の従兄弟に当たるという。ネットで見たが、貞慶は法然聖人を敵視していたのではなく、法然門下の僧侶の中に増悪無碍の悪事をはたらく者がいることを非難していたという説が出ていた。そうなのかも知れないと思った。

名張市の比名知ダムにも足を運んだ。桜はほぼ満開だったが人はまばらだった。

昨日の検診で糖尿病の指標HbA1cの数値が上昇していた。このままでは更に治療の強度を上げる必要がでるとの指摘があった。インシュリンの注射などしたくないので、その前に数値を下げる努力を決意した。今日から、しばらく中断していたウォーキングの再開と食事制限に取り組む。杣川の桜は見頃を迎えている。満開が近いと思われる。

選抜高校野球の5日目、滋賀県の彦根総合高校が出場するので、久しぶりに甲子園球場に足を運んだ。残念ながら彦根総合は山口の光高校に２対0で敗退。第3試合には徳島の城東高校が部員12名で出場し、なんと女子マネージャーがノッカーを務めるという珍しい光景に出会った。同じ日、アメリカではＷＢＣの決勝が行われ、日本がアメリカに3対2で勝利し3大会ぶりに世界の頂点に立った。村上が同点本塁打、岡本が決勝本塁打、大谷が最後の9回を3人で抑え、大会ＭＶＰには大谷が選ばれた。今回のＷＢＣ優勝は世界中の野球ファンにとって素晴らしく感動させられた大会だった。

鈴鹿に住む孫が鈴鹿高専を卒業した。自分も含めて親・子・孫と三代続けて同じ高専を卒業したことになる。孫は４月から社会人として医療機器メーカーに勤めるようだ。高専卒のプライドを持って歩んで欲しい。

３月16日は48回目の結婚記念日。以前から一度訪ねたいと思っていた栂ノ尾の高山寺を訪ねる。そのまま久しぶりのロングドライブで小浜、高島を経由して帰宅した。

米原市の蔡華寺（赤井義照住職）の永代経法要に出講した。昨年までは短縮バージョンだったが、今年から法話は午前・午後各２席のフルバージョンに戻った。マスクの着用も個人の判断にまかせる形になったので、マスクを着用せずに法話させてもらった。でもお聴聞される人は、ほとんどがマスクを着けていた。まだ当分はマスクが手放せない感じだ。

講師に大阪在住の布教使・坂上良師を迎えて、嚴浄寺の永代経法要を勤めた。50歳というが布教経験が豊富な先生のようだ。北海道から九州まで全国各地で浄土真宗の教えを説かれている実績が、滑らかな法話につながっていると感じた。

東近江市山上町の圓勝寺（中慈勝住職）の永代経法要に出講した。午後２時と７時の２座それぞれ勤行の後、各40分程度の法話2席、合計4席のお取次ぎをさせてもらった。夜の法座には多くのご門徒が参拝され、熱心にお聴聞してくださったので、とても有り難く思った。