ここ甲賀では桜がまだ開花していない。でも確実に春の到来を感じるこの頃である。境内の狸は相変わらず元気で、来客に愛想がいい。年度末に向けての帳簿整理が忙しい。
甲賀市甲南町仏教会の前会長として、現会長の浄土宗・福泉寺を訪ねた。
亡くなられたのは行年49歳の女性。昨年12月から闘病中だったようだ。ただ喘息の発作や花粉アレルギーの影響などが重なって勤行の声が続かない。坊守に助けてもらいながら何とか還骨勤行、繰上初七日まで勤めることができた。
3月23日・24日の二日間勤められた明清寺の報恩講だが、初日の逮夜法要で気管支喘息の発作が起き、呼吸困難となり、急きょ坊守に参勤を代わってもらった。
3月は花粉の時期でもあり要注意なのに、しばらく発作がなかったので油断していた。いざ、発作が起きるととても息苦しく、咳のため胸も痛む。明日は病院で治療を受けることにした。
空き缶、空き瓶、古新聞、段ボール、廃プラスチックなどの資源ゴミはエコステーションに持ち込むことにしている。休日を含め原則毎日受け入れ可能なのが何より好都合だ。定められた日に定められた場所に資源ゴミを出すというのが一般的な決まりだが、つい忘れることが多く、自分の都合でいつでも受け入れてくれる仕組みがとても有り難く、気に入っている。
6月11日に11年ぶり滋賀での全国大会を成功させるための資金を集めるため、地元企業を回った。主に仏壇店や葬祭業者であるが、嚴浄寺門徒の企業も回らせていただいた。
滋賀教区の組長会会長・稲岡義證師が住職を務める信楽寺から春季永代経法要で布教のご縁をいただき出講した。
歴史のある寺院らしく、境内はきれいに整えられていた。
親鸞聖人鑽仰会主催の「春の聞法の集い」に出席。初めに災害物故者総追悼法要を勤める。参加者約100人全員が焼香した。
法話のご講師は、大阪教区西光寺住職で行信教校の天岸浄圓校長先生。テーマは「浄土真宗の葬儀を考える」だった。葬儀が次第に簡略化されていく中で、浄土真宗の教えを伝えていくヒントは、われわれの日常生活の中にありそうな気がした。昼食懇親会の会場は聞法会館の地下の「矢尾定」であったが、懇親会の会場としては不適だったように思う。狭くて動き回ることはほぼ不可能だったため、せいぜい同じ席に座った人との交流しかできなかったようだ。
ご講師は東近江市の教勝寺住職で全国布教同志会の会友・藤田朋之師。若いだけあって声に張りがあり、話の内容がよく分かった。
門徒の方々がどのように聞いてくれたかは分からないが、私自身にとってはいい内容だった。
晴天の下、明日の永代経法要の準備作業を行う。天気がもってくれればいいが。
五色幕と仏旗、提灯などを設置するだけで、寺が見違えるように賑やかになり、とても門徒戸数が三十数軒のお寺には見えない。
ウォーキンコースでは土筆が顔をのぞかせていた。
温かな日は釣堀も賑わっていた。車のナンバーをみると意外に県外からの釣り客も多いようだ。
永代経法要の準備が早く済んだので、今日は日帰り温泉入浴と、津市結城神社の「しだれ梅」を見に行く。
見事な「しだれ梅」だった。入園料500円の価値はある。
ここしばらくの温かさで境内の梅が開花。本当はもっと早く咲いていたのかも知れないが、気づいたのは今日。
「とんとん話」とは、道中のバス車内でくじ引きで当たった布教使がリレー形式で法話をしながらの日帰りバス旅行。今年は3回目になる。希望者が多くなり、3/4と3/11の2回に分けて実施することになった。本願寺新報の記者も同乗し、初めて大阪の水上バスによる遊覧も体験できた。
天王寺の通天閣に登って大阪を360°の眺望を楽しむ。写真は阿倍野ハルカス。
千日前の賑わいも体験。
3/2 午前10時、午後1時半、夜7時半、3/3 午前10時、午後1時半の5座各2席、二日間で合計10席の法話を聞いていただいた。
比叡山の麓で、開基は源信和尚という由緒あるお寺である。住職は本願寺の式務部に勤務しているため、前住職の結城慧實さんが、坊守も兼ねて大変な様子だった。住職の結婚相手を早く見つける必要があると思った。