兵庫県姫路市の亀山御坊本徳寺で開催された全国布教同志会兵庫支部の「聞法姫路大会」を聴聞に出かけた。兵庫支部は全国布教同志会の支部の中で最大支部で、支部主催の布教大会が年間4回も開催されている。お聴聞に参られたお同行の数がざっと200人、8人の会員布教使が30分ずつ味のある法話をされた。これだけの大会を定着させてきたノウハウを学び、滋賀にも導入してみたい。
来客(坊守の友人)があり、昼食にサンマと松茸ご飯を用意した。今年のサンマは小ぶりで不漁のようだ。それでもいただけるのは、命がけで海で漁をしている漁師さん方のお蔭と感謝したい。柿は和歌山産で、まだ十分には出回っていないようだ。
6月に亡くなられたI氏の自宅で百か日法要と墓地での納骨法要を勤める。境内では秋の香りの主役であるキンモクセイ(金木犀)が強い香りを放っている。しばらくの間楽しめそうだ。
彦根市の勝泉寺の永代経法要に出講した。ここ何年も続けて出講しているので話題が重複することがあるが、いつも初めて聞くように聞いていただけるので有り難い。夜、自坊では彼岸会を勤める。
今日は午前中、民生委員の定例会議に出席。午後、近江印刷と研修会資料の校正打ち合わせなど。境内ではシュウメイギク(秋明菊)とシオン(紫苑)が咲きだした。シュウメイギクは菊科ではなく、アネモネの仲間だという。シオンは背丈が高く、小柄な私には写真が撮りにくい花だ。
台風18号が通り過ぎ、からっと晴れた好天の一日。近所を散歩して小さな秋を見つけた。彼岸花と萩の花だ。少し早い気はするが、確実に秋になっている。自然は正直だ。今回の台風は三連休にかかり、大雨や強風だけでなく、多くのイベントが中止に追い込まれるなど影響が大きかったようだ。
花壇の花が桔梗からトラノオに主役を交代した。台風接近の中、午前中に1軒で年回法要を勤める。
明日も一軒、年回法要が予定されているが、台風18号の動きが気になる。
滋賀教区「平和への集い」に出席。講師は多賀町西明寺の豊原隆夫氏。戦時・戦後の内地の体験を聴く。戦後生まれの私には、知らないことが多かった。帰りに妻に頼まれ、クラブハリエに立ち寄り、バウムクーヘンを購入。お菓子の「タネヤ」といえば全国区で有名。中でもバウムクーヘンは人気の一品。いつ行ってもお客でにぎわっている。このノウハウを学ぶ必要がある。
坊守・森早苗こと坂東寛遊兎の晴れ舞台を観に東京国立劇場に行く。演目は「京鹿子娘道成寺」という有名な演目。大劇場の舞台に緊張することもない様子で、堂々と舞う姿は日常生活とはかけ離れた素晴らしいものだった。応援に駆け付けたのは全国の後援会メンバーと家族。皆さん、ご支援ありがとうございました。これから少しはお寺のことに力を入れてくれるかも。舞踊の写真は後日。
滋賀教区教務所で「おうみ法の友」の編集会議があり出席。次号の内容について協議した。現在、編集長という立場で、かれこれ15年くらい編集に携わっている。全国布教同志会の機関紙「布教」は広報部長という立場で、昨年からこれはほとんど一人で作っている。パソコンはどちらかと言えば苦手だったが、役目を引き受けるうちに、色々なことができるようになったことはうれしいが、忙し過ぎる。
甲賀市の庁舎。今年5月から使われている。まだ一度も入ったことはない。ほとんどの用事は甲南支所で済むからだ。平成15年から5年間嘱託職員として勤務したが、当時は古い手狭な庁舎だった。旧5町合併による甲賀市の顔としては立派だが、中身が伴っているかが疑問だ。一市民として市政にも参加していかなくてはと思う。
午後から高島組の妙敬寺で親鸞聖人鑽仰会特別布教大会に出講。「仏さまの願い」と題して40分法話。お聴聞は約50人だった。思いのほか渋滞があり、開会式に遅れる失態もあったが、役目は果たせた。
9月に入った途端、空気がさわやかになった。早朝散歩も半袖では肌寒く感じる。近くの田んぼでは稲の収穫が始まった。栗の身が大きく成長して、柿も色づき始めた。食欲の秋、食いしん坊には最高の季節だ。